オフォン2:ガス・石油施設の環境フットプリントの改善

油田で原油を掘削する際に随伴ガスが生じます。そのガズを焼却処分するのはガスフレアリングまたはガスフレアと呼ばれています。2014年、トタルは自社の環境フットプリントの改善に向けく、2030年までにそのガスフレアをゼロにするという世界銀行の取り組みに加わりました。事業全体で2005年から2014年にかけてフガスフレアを50%削減し(初始動は除く)、自社設備からの温室効果ガスの排出を大幅に削減しています。ナイジェリアのオフォン(Ofon)油田では、2014年12月をもってガスフレアは完全に廃止されました。

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    CGによるオフォン2アップグレード(ナイジェリア)の全体像。このアップグレードのおかげで2014年12月、オフォン油田における随伴ガスの連続フレアリング廃止に成功しました。

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    世界銀行のアニータ・ジョージ - インタビュー

    世界銀行グループのエネルギー&採掘グローバルプラクティス シニアディレクター、アニータ・ジョージ氏が、2030年までにルーチンフレアリングの廃止を目指す世界銀行の取り組みと、トタルの貢献について話します。

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    随伴ガスのフレアリングを削減

    随伴ガスの回収によって、トタルはプラントでのフレアリング削減を実現しました。それが、オフォン油田での連続ガスフレア完全廃止につながったのです。

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    随伴ガスのフレアリングを削減

オフォン2:ガスフレア廃止の突破口

2000年以来、トタル新規石油探鉱・生産の全プロジェクトにおいて、ガズフレアが廃止されています。さらに、第二期オフォン油田開発で示されている通り、既存設備の強化により歩みを進めています。 ナイジェリア沖60 km、水深40メートルに位置するオフォン油田の操業開始は1997年。2014年12月、この油田でのガスフレアは完全に廃止されました。つまり通常操業で一日に100万立方メートル(m3/d)ものフレアリングを防止し、探鉱・生産活動全体で焼却されるガスの量を、10%削減することに成功したのです。未来のより良いエネルギーのための、大きな一歩となりました。

随伴ガス再利用で環境負荷を軽減

オフォンでの施設改良によって、原油生産の際に発生する随伴ガスは3つの方法で再利用されるようになりました。

  • 従来の天然ガス生産に組み込まれ、ボニー島の液化天然ガスプラントに供給されています。オフォンから出た随伴ガスの大半は、長さ70kmの新しいパイプラインでアメナムの海上ガスハブに送られ、そこからナイジェリア南部にあるボニー島のプラントに陸揚げされています。
  • 随伴ガスの一部を油井に再注入し、ボニー島油田の原油回収率の向上に貢献しています。
  • 随伴ガスはボニー島施設への電気供給に使われています。発電に使用されるのは、少量の随伴ガスのみ。発電用ガスタービンによって生じた排気ガスの熱も回収され、現場での精油プロセスで再利用されています。


オフォン第二期開発では、新しく24基の油井の掘削が計画されています。施設自体の改善により、一日300万立方メートルの新たなガズ生産(焼却されない分)ができるのです。

2015年9月9日、ロシアで開催されたグローバル ガス フレアリング削減パートナシップ1 (GGFR)の世界会議において、トタル ナイジェリア支社は、オフォン油田での継続フレアリング廃止の功績を認められ、GGFR優秀賞を授与されました。

1 グローバル ガス フレアリング削減パートナシップは、世界銀行が主導する取り組みです。

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